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お寺便り 7月号

  ・お寺便り7月号の一面に親鸞聖人の有髪の御影が・・・出ていました。
   <非僧非俗>髪を伸ばした珍しい親鸞聖人は「僧でもない 俗人でもない姿となって
   自ら「愚禿」と称されたそうです。
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  ・便りの中にこんなお話がでていました。
   私たちは「お母さん」と母親のことを呼びます。しかし それはいつからでしょうか?
   母親から「おぎゃー」と生まれますが、最初から「お母さん」と呼ぶことはありません。
    
  ・母のお乳をのみ、母の抱かれ眠り、おもらしをしても怒られることはなく、夜中も
   泣けば、よしよしと抱かれて育てられます。親は、乳飲み子であるわが子に
   「あれしなさい これしなさい」と言うことなく抱き続けます。そして「お母さんよ」
   と安心をあたえ呼び続け、その結果わが子は、母親は「あ母さん」という存在である
   ことを知るのです。

  ・これは至極当然のことですが、これほど不思議で尊いことはありませんとありました
   (後は仏法につながり・・)

  ・そうですね!無条件で愛し育てました。ただ可愛いかったです。でも いつの頃から
   でしょうか?親としての責任を感じるようになり、かわいいではすまされなくなり
   ました。 その内、期待もするようになり、又 人生の先輩だからと・・・
   知らない間に押しつけもしていたと思います。
   「あの方が良い この方が良い」と子供の意思を100%尊重していたとは思えません。

  ・今 この知識をもって子育てできたなら、すばらしい?のびのびした子供を育て
   られると思うのですが・・・

  ・我が家の息子が成人してから、こんなことを言ったことがあります。
   「全ての人が、大学に進むものだ」と思っていた!と
   私は、そんな教育をし育てたのだな~と 長い年月経てから知り、結果はともかく
   おそ~い おそい 反省でした。

  

by fukupon-0410 | 2012-07-13 21:50